私たちのビジョン
私たちは
「福祉に関わる社会問題を解決するプロフェッショナル」です
三芳町社会福祉協議会は、支援のない場所や危機のある場所に駆けつけ、子どもからシニア層までの
生活課題を解決する、約70年の歴史をもつ民間総合福祉団体です。
私たちは地域社会を良くするために、長年の行政との連携の経験、民間団体としての柔軟性の両方の特性を活かし、制度で対応されている社会問題はもちろんのこと、制度の狭間にある問題にも、解決に向けて挑戦を続けています。
本会には、毎日、生活や地域の困りごと等に関する相談が寄せられ、毎年平均1万回を超える生活の困りごと解決のための出動を行なっています。 社協スタッフが継続して地域で見守りやサポートしている人は約1,600人います。私たちだけでは対応が困難なことも多く、ご登録いただいている約500人のボランティアの方々と一緒に支援活動を続けています。
活動年数
70年
食糧支援を行った数
23,300件
生活の困り事等に関する
相談に対応した数
10年で
10,200件
継続してサポートしている
人数
約1,600人
ボランティア登録数
509人(令和2年度)
全国の災害に職員を
派遣した回数
27件
私たちの活動の特徴は、行政との協力体制を継続してきた公益性に加え、行政ではその特性上どうしても対応が困難な問題などに対して、民間組織として寄付金等の民間財源を活用して柔軟かつ即応性のある対応を行うことができることです。
特に子どもの貧困対策では制度ではできない支援が多くあるため、公的なサービスや通常の福祉団体による活動では、「なぜ、この子に支援を届けることができないのか」という状況が多く発生しています。
私たちは、「できない」ということをできる限り無くすため、信念を示した憲章をもとに、自らの決定で必要なところに援助を届けるために、自由度、独立性の高い、民間からの寄付金を活用して活動しています。
専門職として倫理観と誇りを持ち、絶えず自己研鑽を重ね、先駆的で開発的な精神によって、最も有効な解決手段をもって、根本的な課題解決を目指して誠実に取り組みます。
三芳町で暮らす人たちの困りごとに対し、あらゆる手段をもって、孤立しないでその人らしい生活ができるよう
取り組み、困難な状況に陥っても支援する・されるといった立場を超えて支え合うことができる町を創ります。
苦境にある人々に対して年齢・性別・性的指向・障がい・国籍・人種・宗教・信条・政治的な関りを超えて差別することなく、誰一人取り残されることのない支援をします。
民間財源の確保を行い、公的財源では対応が困難な課題の解決に対して、制度や既存事業を当てはめるだけではなく、自由で柔軟な発想による事業・社会資源の開発、改善に挑戦し続けます。
組織と職員一人一人が社会課題を発信し、解決のための勇気を与える存在になるとともに、社会を良くするイノベーション(革新・ムーブメント)を誘発します。
私たちは、全国の福祉団体に先駆けて「社会を良くする成果志向の活動づくり」を行い、社会問題を「解決」に導く活動を行って「成果」に繋げ、その手法を汎用性のあるモデルとして全国各地の福祉団体や約1,800ヶ所ある各市町村の社協に紹介して導入を促すことで、日本全体も良くしていくという信念を持って活動しています。
一人でも多くの方に、私たちが向き合う社会問題と解決策を知っていただき、ご納得のうえ、ボランティアとしてでも、資金支援者としてでも、社会を良くする仲間になっていだきたいと思っています。
どうか、私たちの活動にご協力をお願いいたします。
社会福祉法人三芳町社会福祉協議会
会長 篠原 拓平
平成23年9月、私が会長に就任した年、その年は東日本大震災により東北3県が甚大な被害を負った年でした。その年の三芳町社協は、地域福祉活動を進めながらも東北被災地への支援活動を断続して行なっている真っ只中でありました。夜行バスで何度も被災地へ向かう職員とボランティアの方々の姿を見た時、緊急時に即座に都道府県をまたいで支援に向かう社協の機動力の重要性を実感したのです。
あれから、社会はめまぐるしく変動し、新たな社会問題が山積していきました。中でも子どもの貧困問題は顕著でありました。本会では全国的に注目が集まるよりずっと前の2006年から、全国に先駆けて子どもの貧困問題の対策を始めておりますが、日々、耳を疑うような報告をスタッフから聞いています。学校の長期休み中は給食が途絶え痩せ細ってしまう、コンパスや分度器などの教材が買えない、メガネが買えず授業についていけない、そして、まだ10代で、自分の夢を諦める子ども達がいる。私はこの課題はこれまでの福祉の常識では対処できないと直感しました。公的な支援制度が整うのを何年も待っていては、いま目の前にいる子ども達は夢を諦めたまま大人になってしまう。そのため、制度では救うことが出来ない問題に対し、私たちが前例となり、どこよりも早く支援が届けられる組織であろうと、私は覚悟を決めたのです。
2020年、世界を襲う新型コロナウイルス感染拡大により、貧困と分断が始まり、生活の危機に対して即時の対応の指示を出しました。生活の危機に陥る方々を救うために、食糧支援、独自の給付支援、生活必需品の支援等、緊急に必要な対応を今も取り続けています。
これらの活動は、私たち三芳町社協の役職員だけで成し遂げられるものでは当然ありません。毎年500名を超える登録があるボランティアの方々の力、そして、多くの方々や企業からいただくご寄付等によってこの活動は継続できています。
私たちはこれからも社会問題を解決するプロフェッショナルとして生活の危機、時には人生の危機にある方々を全力で支え続けます。どうか、三芳町社会福祉協議会にご支援をお願いいたします。
社会福祉法人NHK厚生文化事業団
認知症にやさしいまち
大賞 本賞受賞
Yahoo!ニュース、WEDGE Infinity 埼玉新聞、
NHK「おはよう日本」、NHK「ハートネットTV」など
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