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REPORT

生活困窮世帯

物価高による生活苦

止まらない物価高騰

物価高が私たちの暮らしを直撃しています。主食の米の価格は高騰し、「物価の優等生」と言われた卵の価格や、電気・ガソリンなどのエネルギー価格も高止まりしています。

帝国データバンクの調査によると、私たちの生活に影響の大きい食品分野では、2022年に25768品目、2023年に32396品目、2024年に12520品目の値上げがありました。今年は2023年以来2年ぶりに、2万品目を超える値上げが行われると言われています。

また、総務省が523日に発表した、今年4月の『消費者物価指数』(生鮮食品を除く)は、昨年の4月より3.5%上昇し、このうち高値が続く「米類」は98%を超える上昇で、上昇率は過去最高となっています。

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まずは家計の見直しから

実際に私たちの相談支援の現場でも、「物価が上がって生活が苦しい」、「光熱費が高くなって支払いが出来ない」と相談に来られる方が増加しています。

4月下旬に「生活費が足りない」と相談に来られたAさんは、2ヶ月に1度支給される年金を、使い過ぎないようこまめに口座から下ろしていました。しかし、2千円程度の生活費を毎回自宅近くのコンビニエンスストアで下ろしており、1回に220円、1ヶ月で2千円を超える手数料を支払っていることがわかりました。「手数料だけでそんなに…」と驚いたAさんは、今後は徒歩で15分ほどの銀行で下ろすことにしました。

また、5月初旬に「値上がりでガス料金を支払うことができない」と相談に来られたBさんは、普段からガスや電気の使い過ぎに注意していましたが、請求書の発行手数料を毎月550円上乗せで支払っていることがわかりました。支払い方法を口座振替へ変更すればかからない手数料を「知らなかった…」と話すBさんは、早速支払い方法を口座振替へ変更しました。

相談者の家計状況を詳しく確認していくと、こうした少額でも長期的に見れば大きな出費となっているものが少なくありません。実際、私たちのもとに訪れる相談者の多くは年金や生活保護費で生活しており、例えば一人暮らしの場合、住居費を除くと、毎月約7万円で食費や光熱費等のやり繰りをしなければなりません。ただでさえ厳しい家計状況の中、物価高騰が追い打ちをかけ、生活がさらに逼迫しています。今後も物価上昇に見合う収入の増加は見込めず、少しでも無駄な支出を減らしていかなければ、安定した生活を送るのは困難です。

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ひとりで悩まずに、まずはご相談を

この厳しい物価高騰を乗り切るために、私たちは、家計改善に向けたきめ細やかな支援を行っています。お金のやり繰りでお困りの方に家計の見直しや手続きのサポート、多額の借金や税金等の滞納がある方に債務整理や滞納の解消に向けた支援を行っています。「家計のやりくりが上手くできない」、「借金の返済が多くて生活が苦しい」など、様々な理由で経済的にお困りの方は、三芳町社会福祉協議会までぜひご相談ください。相談者に寄り添い、関係機関と連携しながら一緒に解決策を考えていきます。

 

 

齋藤 拓朗

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